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迷惑電話

電話、特に携帯でなく固定電話を契約すると、さまざまなセールス電話がかかってくるようになります。固定電話なら電話代がかかるわけではありませんが、忙しい時や食事・睡眠中に限ってかかってくるセールスは日本でもアメリカでも迷惑なものです。
セールスがかかってくる理由の一つは、電話番号が勝手に電話帳に載ってしまうことだと思います。日本なら加入時に断るか116に電話すれば番号が載らなくなりますが、こちらでは「番号を電話帳に載せない」というのが有料サービスになっているようです。そんなことのためにこちらが毎月お金を払うのはあまりにバカバカしいので、ほとんどの人は番号を隠していません。例えばここここで知り合いや大学の先生の名前を検索すると自宅の住所・電話が簡単にわかると思います。また、逆に番号から名前を検索することもできます。プライバシーなどないようなものです。
もちろんこれ以外にもさまざまな経路で個人情報が収集されていると思います。

一旦電話に出てしまったら、なんとかして撃退しなければなりません。英語に慣れるまでは電話で早口でセールスされてもわけがわからずそのまま切ってしまうことや相手があきらめることも多いですが、それなりに礼儀正しくちゃんと断ろうと思うとけっこう大変です。アメリカ人にとってもセールスを上手に切るのは難しいようで、たとえばこんなサイトがあります。ここに載っているような断りの文句を覚えておくと便利かもしれません。

不要な電話に出ないようにするには、Caller ID (日本のナンバーディスプレイのようなもの) サービスを利用するという手があります。Caller ID 対応の電話とか単独の Caller ID 表示装置を使って知らない番号には出ないようにします。あるいは、番号だけでなく電話帳と連動して一部の会社名も表示できるようになっている装置もあります。
この方法はそれなりに有効ですが、Caller ID サービスが有料の場合、電話帳に載せないのと同様の理由でばかばかしい気分になるでしょう。また、知らない番号だからといって電話に出ないわけにはいかない事情の人も多いと思います。

比較的有効な方法は、政府が実施している National Do Not Call Registry を利用することです。ここに自分の電話番号を登録すれば、その後5年間はほとんどのセールス電話が違法になります。ほとんど、というのは例外もあるためで、例えば寄付の勧誘、アンケート、自分が買い物をしたことがあるお店 ("existing business relationship" (EBR) がある、という扱いになります) が電話することは許されています。ただし、各会社もそれぞれ Do Not Call リストを持っているはずで、セールスの相手に対して Do Not Call リストに載せてくれと要求することができます。違法な電話がかかってきた場合は上のウェブサイトからクレームを file することができます。私もここに自宅の電話を登録してからはセールス電話が激減しました。
この方法の欠点は、自分の情報を登録しなければならない点でしょう。登録することで逆に電話番号をリストに載せるわけなので、法律を無視して電話をかけてくる人 (例えばオレオレ詐欺のようなもの) の対象になる危険はあります。さらに、ウェブサイトから登録する場合、電話番号とともにメールアドレスも必要になります。(これが嫌な場合は 1-888-382-1222 に電話して登録することもできるようですが、この場合代わりに何を聞かれるのかはわかりません。) 万一この情報を誰かに使われたらまったくの逆効果になってしまいます。

もう一つ、最近流行しているのが FAX を使った広告です。これは本来法律で禁止されているはずですが、上のように普通のセールス電話の規制が厳しくなっている現在、一種の抜け穴として利用されているように思います。FAXのインクも紙も無駄になって腹立たしい上に相手に直接文句を言うこともできず、止めさせるのも難しいです。
ちなみに、つい最近 S. 714 the Junk Fax Prevention Act と呼ばれるものが大統領によってサインされました。詳細はわかりませんが、どうやらこれによって状況がますます悪化するかもしれないそうです。というのは、一部の FAX 広告 (EBR があれば) が合法化されるようで、たとえばこのサイトに詳しい批判が載っています。選挙権もない留学生としてはただ見守るしかないのですが、これ以上ジャンクFAXが増える事態にならないよう願います。

もし可能なら、究極の対策は電話を引かないことです。特に、携帯電話を持っていれば普段困ることはほとんどありません。日本と違って固定電話と携帯電話の番号は一目では区別がつかないので、さまざまな契約の際に電話を記入する時も困ることはないと思います。それぞれの生活スタイルにあわせて対策を選ぶとよいでしょう。

07/19/2005 17:51 | コメント (2) | トラックバック (0)

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コメント

たまに、セールス電話の音声テープみたいなやつかかってきますよね?あれをブチッと切らずに、最後まで聞いてると、「2度とかけて欲しくない方は1番を押してください」みたいなオプション付きの物もあります!私的には、それ結構好きなんですけど・・・・。なんか、最後まで聞いて、断ることに勝った気がするから?!

投稿者 maple : 07/19/2005 21:55

おお、それは知りませんでした!いつもどうやって早く切るかしか考えていなかったので・・・。確かに最後まで聞いてそういうふうに拒否できたら勝った気がしますね!

投稿者 ngiyari : 07/20/2005 00:43