www.umdjapan.org > Blog > 4.7 その他 > Daylight Saving Time

Daylight Saving Time

2005年の夏時間もあと1週間と少しで終わりです。アメリカではあまりサマータイムとは言わず、daylight saving time と言うようです。夏の間、時計を1時間分早めることによって日の出が遅くなる代わりに日没も遅くなります。
夜の9時頃まで外が明るいという生活は慣れるとかなり快適で、昼間が長く感じる分夕方からの時間を有効に使える効果があるのを実感します。逆に、冬は5時頃には日が暮れてしまうのでどうしても活動が制限されます。切り替わりの時に少し慣れるのが大変な以外はなかなかよい制度だと思います。

このような夏時間制度ですが、2007年から変更されます。例えばここに載っているように、従来よりも Daylight Saving Time が始まるのが早くなり、終わるのが遅くなります。具体的には次のようになります。
・今までの夏時間:4月の第1日曜日午前2時(3時に飛ぶ)〜10月の最終日曜日午前2時(1時に戻る)
・新しい夏時間:3月の第2日曜日〜11月の第1日曜日
例えば新制度が最初に適用される予定の 2007年には、3/11〜11/4 が夏時間になります。ちなみに、カナダ等他の国が同じように制度を変更するかはまだ決まっていません。

今回の変更は、この夏に作られた The Energy Policy Act of 2005 という法律に基づくもので、昼の時間をより増やすことでエネルギー問題を緩和するという名目のものです (もともと夏時間はこのために作られたようです)。とはいえ現実には、さまざまな印刷物、コンピューターなどを対応させなければならず、むしろそれらの需要による経済効果を狙っている面もあると聞きます。問題点としては、変更に伴う社会の混乱以外にも、春・秋の夜明けが遅すぎることが指摘されています。現在でも、10月末には子供が学校に行く時間になってもまだ外が暗くて危険だと言われているので、11月まで期間がのびればこの傾向はますます強まるでしょう。

日本でも過去に夏時間が導入されていたことがあるそうで、現在も一部では夏時間導入が検討されていると聞きます。
日本の場合、上のような混乱への懸念に加えて、緯度の関係で結局日没がそれほど遅くならないこと、また、そもそも日本では残業が一般的すぎて、夕方以降明るくても時間を有効に使える可能性が少ないことなどが指摘されています。
時刻という、生活の上で最も基本的なものを変更する過程でどんなことが起こるか、これから2年間の様子を見ておくのも面白いかもしれません。

10/21/2005 09:43 | トラックバック (0)

« 2005 Boston Career Forum | ブログトップ | Metrochek »