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Humidifier

アメリカで暮らす中で日本との生活習慣の違いに気づくことはたくさんありますが、それを具体的に実感させられるものの一つは「誰でも持っているもの」の違いです。例えば一軒家やタウンハウスに住んでいる人なら、だいたい決まって芝刈り機とかバーベキューグリルを持っています。もちろん日本でも持っている人はいるでしょうが、普及の度合いが違います。アメリカの家庭ではほぼ必需品だと言ってもよいくらいだと思います。

全米ではないかもしれませんが、メリーランド周辺なら誰でも持っているものの一つに、主に冬に使われる室内用の加湿器があります。このあたりの地域では冬場はかなり乾燥するため、何もしないと髪や肌が乾燥したり、喉が痛くなったり、病気に感染しやすくなったりと健康にも影響します。SearsWalmart などの家電コーナーに必ず置いてある他、ムービングセールでもよく売買されているので、特に寝室用には一つ手に入れるとよいと思います。(加湿器の代わりにコップに水を入れて枕元に置くだけでもある程度の効果はあるようです。)

加湿器には原理によっていくつか種類があり、現在お店で売っている加湿器はほぼ次の3種類です。
・Ultrasonic Humidifier (超音波式)
水を超音波で細かい霧状にして噴射するタイプ。長所は静かなこと、本体が比較的安いこと、消費電力が少ないことです。短所は、超音波によって水の殺菌成分の効果がなくなってしまい、水中の細菌がばらまかれて逆に健康を害したり、また水中の成分が室内にばらまかれて壁が白くなったりすることがある点です。このタイプを使う場合は、水に加湿器用の殺菌剤を混ぜるのが普通のようです。
・Warm Moisture Humidifier (加熱式)
水を加熱して蒸発させるタイプ。長所は比較的衛生的であること、加湿力が高いことです。短所は加熱するため小さな子供などがいる場合は安全に注意が必要なこと、消費電力が大きいことです。
・Evaporative humidifiers (気化式)
Cool Mist Humidifier とも呼ばれます。水を気化によって蒸発させるタイプ。長所は安全であること、構造が単純なことです。短所は音がうるさいことと、加湿力があまり高くないことです。

調べてみると、超音波式ではいわゆる「加湿器病」が問題になったこともあるようで、日本ではあまり人気がないという紹介をしている人もいます。私は日本の加湿器を使ったことがないのでわからないのですが、少なくともアメリカでは今でも上の3種類はどれも同じ程度の扱いで売られている印象です。
どの方式のものでも、結局一番大切なのは頻繁に中を清掃することです。私はベッドルーム用に加熱式、リビング用に気化式を使っていますが、清掃は気化式の方がずっと簡単です。加熱式は清掃をさぼると焦げるような悪臭がすることもあります。

最後に、もう一つ知っておくべき点は、フィルター等の消耗品の値段がけっこう高いということです。フィルターの形状は機種によって異なるため、それぞれ専用のものを買わなければなりません。
もちろん普通は本体を売っている店で交換フィルターも売っているのですが、1年、2年とたつと古い機種用のものは在庫がなくなってくる場合も多く、結局そのために新しいものに買い替える人もいるくらいです。
もしオンラインショッピングで構わなければ、例えば Filters-Now.com などで検索すると古いモデルでも在庫が見つかる場合があります。いくつかまとめ買いすれば値段も普通の店で買うよりは少し安いと思います。

10/12/2005 14:16 | コメント (0) | トラックバック (0)

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